電気代4人家族の平均は月13,928円|高い?の判定と下げる順番
📅 情報確認日:2026年7月8日
夏の電気代の請求書を見て、「うちの電気代って、他の4人家族と比べて高いの?」と気になったことはありませんか。私も毎年、冷房を使い始める7月の請求額を見るたびに同じことを思っていました。
電気代が高いか安いかを判断するには、まず「比べる基準」が必要です。この記事では、総務省の家計調査(2025年平均)をもとに、4人家族の電気代の平均額を紹介します。
そのうえで、平均より高かったときに疑うべき原因と、我が家が実際にやった見直しの順番を解説します。我が家は4人家族(子ども2人)で、新電力への乗り換えで一度失敗した経験があります。
「なんとなく高い気がする」を「数字で比べて、順番に見直す」に変えるのがこの記事のゴールです。
- 4人家族の電気代の平均は月13,928円(2025年・総務省家計調査)
- 季節で大きく変わり、冬は約16,000円台と1年で最も高い
- 平均より明らかに高いなら、こまめな節電より先に契約プランと単価を見直す
電力会社の選び方3条件(我が家が新電力で失敗した話)はこちらの親記事で詳しく解説しています。

平均より明らかに高い場合は、電気料金の単価を一括比較すると原因を確認できます。
比較の前に準備しておくこと
- 検針票(電気の請求明細)と今の契約会社名を手元に用意する
- 今の使用量(kWh)と単価をざっと確認しておく
- 比較結果が出ても、その場で契約する必要はありません
- 解約金の有無・燃料費調整額・市場連動型かどうかは必ず確認する
- 年間で確実に安くなる場合だけ切り替えるのが我が家のルールです
4人家族の電気代は月平均13,928円【2025年・総務省家計調査】
結論から言うと、4人世帯の電気代の平均は月13,928円です(総務省統計局「家計調査 家計収支編・二人以上の世帯(世帯人員別)」2025年平均)。
前年の2024年は月12,805円だったので、1年で約1,100円上昇して過去最高となりました。「去年より高くなった気がする」という感覚は、統計でも裏付けられています。
| 項目 | 4人世帯の電気代(月平均) |
|---|---|
| 2025年平均 | 13,928円(過去最高) |
| 2024年平均 | 12,805円 |
| 1年間の変化 | 約1,100円の上昇 |
※出典:総務省統計局「家計調査 家計収支編」(二人以上の世帯・世帯人員別・2025年平均)。なお、電気代は世帯人数が増えるほど高くなる傾向があります。

我が家の電気代は、この平均と比べると平均と比べるときは、1か月分だけでなく直近1年の平均で見るのがおすすめです。ただ、この平均額と比べるときには、次の2つの前提を知っておく必要があります。
- この平均にはオール電化の世帯も含まれる(オール電化なら平均より高くて当然)
- この金額は電気代のみ(ガス代は別。光熱費全体の比較には使わない)
つまり「オール電化で月16,000円」なら、ガス代がゼロな分むしろ標準的な可能性が高いです。逆にガス併用で平均を大きく超えているなら、次の章以降で原因を探る価値があります。
もうひとつ大事なのは、1か月分の請求だけで判断しないことです。電気代は季節で大きく上下するので、真冬の1枚の請求書と年平均を比べると「うちは異常に高い」と誤解しがちです。できれば直近1年分の平均を出して、この13,928円と比べてみてください。
我が家では家計簿アプリの記録で過去の電気代を見返しました。手元に明細がなくても、電力会社のWeb会員ページで過去の請求履歴を確認できる場合がほとんどです。
夏と冬でいくら変わる?季節別の電気代
電気代は季節で大きく変わります。2025年の家計調査ベースでは、4人世帯の電気代が最も高いのは冬(1〜3月期)で平均約16,383円。夏(7〜9月期)は平均約13,531円でした。
| 時期 | 4人世帯の電気代(月平均) | 特徴 |
|---|---|---|
| 冬(1〜3月期) | 約16,383円 | 1年で最も高い |
| 夏(7〜9月期) | 約13,531円 | 冷房で年平均並みに上がる |
| 年平均 | 13,928円 | 比較の基準になる金額 |
※出典:総務省統計局「家計調査 家計収支編」(二人以上の世帯・世帯人員別・2025年)
意外に思われがちですが、電気代のピークは夏ではなく冬です。理由はシンプルで、冬のほうが外気温と設定温度の差が大きく、エアコンの負荷が大きくなるからです。夏は外気35度を27度に下げる差8度ですが、冬は外気5度を22度に上げる差17度。暖房のほうが電気を使うのは自然なことです。
子育て家庭は夏休み・冬休みに子どもが家にいる時間が長く、長期休み明けの請求が跳ね上がりがちです。夏と冬は冷暖房で電気代が上がりやすく、8月・1月使用分の請求は高くなりがちです。「休み明けは高くて当たり前」と知っておくだけでも、請求書を見たときの焦りが減ります。

平均より高いときに疑う3つの原因
平均と比べて明らかに高い場合、原因は大きく3つに分けられます。順番に確認していきましょう。
原因①:契約プラン・単価が高い
電気代は「使用量 × 単価」で決まります。使用量が同じでも、契約しているプランの単価が高ければ請求額は高くなります。
単価に影響するのは、基本のプラン料金に加えて、燃料費調整額(燃料価格に応じて毎月自動で増減する料金)と再エネ賦課金(再生可能エネルギー普及のため全員が負担する上乗せ料金)です。特に燃料費調整額は会社・プランによって計算ルールが違い、同じ使用量でも差がつくポイントです。
とくに注意したいのが、燃料費調整額に上限があるプランとないプランがあることです。上限のないプランは燃料価格が高騰したときに青天井で上がります。我が家が新電力で失敗したのも、まさにこの部分を見ていなかったからでした。
こまめな節電より、単価の見直しが先。これが新電力で一度失敗した我が家の結論です。使い方の改善は数百円単位ですが、単価の差は毎月自動で効き続けます。
原因②:住まいの条件(オール電化・戸建て・断熱)
住まいの条件によっては、平均より高くて当然というケースがあります。
- オール電化:ガス代がない分、電気代単体は平均より高くなる
- 戸建て:マンションより部屋数・空間が広く、冷暖房の負荷が大きい
- 断熱性能が低い家:築年数が古い家は冷暖房の効きが悪く、電気を多く使う
この場合は「電気代が高い=無駄づかい」ではありません。光熱費の合計(電気+ガス)で比べたり、住まいの条件が近い世帯を基準に考えることが大切です。
逆に言うと、住まいの条件は簡単には変えられません。だからこそ、変えられる部分=契約プランと単価から手をつけるのが合理的です。断熱リフォームや引っ越しを考えるのは、そのずっと後で十分です。
原因③:冷暖房の使い方
子育て家庭は在宅時間が長く、冷暖房の稼働時間も長くなりがちです。子どもが小さい家庭は在宅時間が長く、夏も冬も冷暖房の稼働時間が延びがちです。
ただし、ここで神経質になりすぎるのはおすすめしません。子どもの健康を犠牲にしてまで設定温度を我慢するのは本末転倒です。
- 見直す順番は「①単価 → ②住まいの条件の把握 → ③使い方」
- 使い方の我慢は効果が小さくストレスが大きい
- 単価の見直しは1回やれば毎月自動で効く
平均と比べた後にやること3ステップ|我が家の失敗談つき
「うちは平均より高い」とわかったら、次の3ステップで確認します。どれも家で15分あればできる作業です。
ステップ①:検針票で使用量と単価を確認する
まず検針票(電気の請求明細。紙またはWeb会員ページで確認できます)で、「今月何kWh使ったか」と「契約プラン名」を確認します。使用量がわからないと、高い原因が「使いすぎ」なのか「単価」なのか切り分けられません。
「請求額は平均より高いのに、使用量は標準的」なら原因は単価の可能性が高く、「使用量そのものが多い」なら住まいの条件や使い方が原因です。この切り分けができるだけで、次にやることが明確になります。
ステップ②:大手電力の最新プランを確認する
意外な盲点が、いま契約している大手電力の中にも新しいプランがあることです。何年も前に契約したまま放置している場合、同じ会社の中でより合うプランに変えられることがあります。
新電力で失敗して大手に戻した我が家の実感として、「大手だから高い」とは限りません。会社を変える前に、まず今の会社のプラン一覧を眺めてみる。これだけならリスクゼロでできます。
ステップ③:一括比較で単価差を見る
最後に、一括比較サービスで自分の使用量をもとにした単価差を確認します。個別の料金プランは頻繁に変わるので、その時点の最新条件で比べるのが確実です。
ここで我が家の失敗談です。数年前、「とにかく安い」という理由だけで新電力に乗り換えた結果、燃料価格の高騰期に割高になり、結局大手電力に戻しました。安さの数字だけでなく、燃料費調整額のルールまで見るべきだったと反省しています。この経緯は親記事で詳しく書いています。
使用量が標準的なのに平均より高かった人は、単価が原因の可能性が高いです。我が家も使った一括比較で、安さだけで選ばず上の注意点とセットで確認してみてください。
電力会社を選ぶときの3条件と、我が家が大手電力に戻した理由はこちらの記事にまとめています。

よくある質問(Q&A)
- オール電化の4人家族の電気代はいくらですか?
-
オール電化はガスの分も電気でまかなうため、電気代単体では平均(月13,928円・2025年)より高くなるのが一般的です。比較するときは電気代だけでなく、ガス代を含めた光熱費の合計で「ガス併用の世帯」と比べるのが正しい見方です。
- 政府の電気代の補助金はいつまでですか?
-
2026年7〜9月使用分を対象に「電気・ガス料金支援」が実施されています(申請不要の自動値引き・標準的な家庭で3か月合計約5,000円程度の軽減)。期間限定の措置で、その後の延長は決まっていません。最新情報は経済産業省・資源エネルギー庁の発表を確認してください。
- 新電力に乗り換えるのは危なくないですか?
-
電気は同じ送電網で届くため、新電力に変えても停電しやすくなることはありません。ただし料金面では、燃料費調整額(燃料価格に応じて毎月自動で増減する料金)のルールが会社によって違い、燃料高騰期に割高になる場合があります。我が家はこれで一度失敗しました。詳しくは親記事「新電力で失敗した我が家の結論」をご覧ください。
- 子どもがいると電気代は高くなりますか?
-
高くなりやすいです。在宅時間が長くなり冷暖房の稼働が増える、洗濯や食器洗いの回数が増えるなど、生活量そのものが増えるためです。ただしこれは自然な増加なので、使い方を無理に削るより、単価の見直しで対応するのが我が家のスタンスです。
- エアコンはつけっぱなしと入り切り、どちらが安いですか?
-
条件によって変わるため、一概にどちらが安いとは言えません。一般論として、30分〜1時間程度の短い外出ならつけっぱなしのほうが有利なことが多く、長時間の外出なら切るほうが安くなる傾向があります(起動直後に最も電気を使うため)。外気温や住まいの断熱性能でも変わるので、絶対の正解はありません。
まとめ|平均と比べたら、単価から順番に見直す
最後に、この記事のポイントを整理します。
- 4人家族の電気代の平均は月13,928円(2025年・総務省家計調査)
- 冬(1〜3月)が最も高く約16,383円、夏(7〜9月)は約13,531円
- 平均より高いときは「①単価 → ②住まいの条件 → ③使い方」の順で疑う
- こまめな節電より、単価の見直しが先。1回の見直しが毎月効き続ける
電気代は、毎月必ず出ていく固定費です。仮に平均との差が月2,000円あれば、年間では24,000円。この差は、我慢や節約の頑張りではなく、契約の見直しという1回の作業で埋められる可能性があります。
「うちは高いかも」と感じたまま放置すると、その差額は毎月積み重なっていきます。平均より高かった人は、まず単価の比較から始めてみてください。
次に読む
電気代の次は、他の固定費も順番に見直していきましょう。我が家が実際にやった見直しの記事はこちらです。





固定費全体をどの順番で見直すかは、まとめ記事で解説しています。

参考資料
- 総務省統計局「家計調査」(二人以上の世帯・世帯人員別・2025年平均)
- 経済産業省 資源エネルギー庁(電気・ガス料金支援の実施内容)
免責事項
本記事は個人の体験と公開情報の調査にもとづいて作成しています。電気の契約・切り替えはご自身の判断でお願いします。記事内には一部アフィリエイトリンクを含みます。
