楽天証券の口座開設方法|楽天経済圏の共働き家庭におすすめの理由と手順を解説
「楽天ポイントをよく使うなら、楽天証券が向いているって聞いたけど、本当?」
そんな疑問を持っている方に向けて、この記事を書きました。私自身、楽天経済圏を活用している共働きパパとして、楽天証券を実際に使ってNISA積立を続けています。
結論から言うと、楽天カードや楽天銀行をすでに使っている家庭なら、楽天証券は家計と投資をまとめて最適化できる最短ルートです。
この記事では、楽天証券を選ぶ理由から口座開設の手順、開設後にやるべきことまでを順番に解説します。
まだ「固定費削減 → 節税 → 投資」の順番が整理できていない方は、まずこちらのロードマップ記事もあわせてご覧ください。

楽天証券を共働き子育て世帯にすすめる3つの理由

楽天証券には様々なメリットがありますが、子育て家庭にとって特に重要な3つに絞って説明します。
①楽天カード積立でポイントが貯まる

楽天証券の最大の強みは、楽天カードでNISA積立の支払いができ、ポイントが還元されることです。月10万円まで楽天カード積立が使えます。主要なインデックスファンド(信託報酬0.4%未満)のカード積立還元率は以下のとおりです。
| カードの種類 | 還元率 | 月の積立上限 |
|---|---|---|
| 楽天カード(通常) | 0.5%(低コストファンド) | 月10万円 |
| 楽天ゴールドカード | 0.75% | 月10万円 |
| 楽天プレミアムカード | 1.0% | 月10万円 |
| 楽天キャッシュ | 0.5% | 月5万円(カードと併用可) |
さらに、楽天カード積立(月10万円)と楽天キャッシュ積立(月5万円)を併用すれば、月最大15万円までポイントを貯めながら積立できます。子育て家庭は日用品や食料品など楽天市場での買い物も多いはず。積立でポイントが貯まれば、そのポイントを生活費に充てられるので、実質的に家計の節約にもなります。
②マネーブリッジで普通預金の金利が上がる
楽天証券と楽天銀行を連携する「マネーブリッジ」を設定すると、楽天銀行の普通預金金利が大幅に上がります。通常の楽天銀行の普通預金金利は年0.02%ですが、マネーブリッジ設定後は年0.38%(1,000万円以下・2026年2月時点)になります。メガバンクの金利(年0.02〜0.10%程度)と比べると、大きな差があります。最新の金利は楽天銀行公式サイトでご確認ください。
子育て世帯は教育費・住宅費の積立など、生活防衛資金を一定額確保しておく必要があります。その待機資金をただ普通預金に置くだけで、しっかり利息が得られるのは大きなメリットです。
③楽天経済圏と家計がまとめて最適化できる
楽天カード・楽天銀行・楽天証券・楽天市場・楽天モバイルなどを組み合わせる「楽天経済圏」は、共働き家庭の家計効率化と非常に相性がいい仕組みです。たとえば我が家では、楽天カードで生活費を支払い、楽天銀行から引き落とし、そのまま楽天証券でNISA積立をしています。家計の流れがひとつにまとまるので、管理がシンプルになり、時間的制約の多い共働き家庭でも無理なく続けられます。
SBI証券と楽天証券、どちらを選ぶべきか
投資初心者の方からよく聞かれるのが「SBI証券と楽天証券、どちらがいいですか?」という質問です。選び方の基準はシンプルです。
| 比較項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
|---|---|---|
| クレカ積立 | 三井住友カード(最大3%) | 楽天カード(最大1%) |
| 連携銀行 | SBI新生銀行・住信SBIネット銀行 | 楽天銀行(金利0.1%) |
| 向いている人 | 三井住友カードユーザー | 楽天カード・楽天銀行ユーザー |
| 銘柄数 | 約6,000本以上 | 約4,600本以上 |
| アプリ | SBI証券アプリ | 楽天証券アプリ(iSPEED) |
| NISA口座 | 対応 | 対応 |
楽天カードや楽天銀行をすでに使っているなら楽天証券、三井住友カードや住信SBIネット銀行をメインに使っているならSBI証券を選ぶのが自然な流れです。
まだどちらのカードも使っていない方や、これから銀行・カードを選ぶ方は、SBI証券の記事も参考にしてみてください。

口座開設前に準備するもの
楽天証券の口座開設はオンラインで完結します。事前に以下を手元に用意しておくとスムーズです。
- マイナンバーカード(または通知カード+本人確認書類)
- 楽天会員ID・パスワード(お持ちの場合)
- メールアドレス
- スマートフォン(本人確認の写真撮影に使用)
マイナンバーカードがあれば本人確認が最もスムーズです。楽天会員でない方は、口座開設の流れの中で同時に楽天会員登録もできます。
楽天証券の口座開設手順(スマホで最短翌営業日)
楽天証券の口座開設はスマホで完結できます。マイナンバーカードを使ったオンライン本人確認(eKYC)なら、最短翌営業日に口座が開設されます。
STEP1. 楽天会員でログイン(または新規登録)
楽天証券の公式サイトにアクセスし、「口座開設(無料)」ボタンをタップします。楽天会員の方はそのままログイン、まだ会員でない方はメールアドレスで新規登録します。楽天会員でログインすることで、名前・住所などの基本情報が自動で入力されるので入力の手間が省けます。
STEP2. 本人確認
本人確認方法を選択します。最もおすすめなのは「マイナンバーカードによるオンライン本人確認(eKYC)」です。スマホのカメラでマイナンバーカードと本人の顔写真を撮影するだけで、書類の郵送は不要です。
STEP3. 口座情報の入力
職業・投資経験・年収などの必要情報を入力します。投資経験がない方は「なし」でも問題ありません。また、この画面でNISA口座の申込も同時にできます。NISA口座はここで申し込んでおくのがおすすめです。
STEP4. 初期設定・ログイン
審査完了後、楽天証券からメールで通知が届きます。メールに記載されたURLからログインし、ログインパスワードを設定すれば口座開設は完了です。eKYCを使った場合、申込から最短翌営業日で口座が使えるようになります。
楽天証券の口座開設後に必ずやること3つ
口座を開設しただけでは、楽天証券の真価は発揮されません。以下の3つを設定して初めて「フル活用」できる状態になります。
①NISA口座を設定する
口座開設時に申し込んでいない場合は、ログイン後の管理画面から「NISA申込」を行います。NISA口座は1人1口座しか持てないため、すでに他の証券会社でNISA口座を持っている場合は金融機関変更の手続きが必要です。
2024年からの新NISAでは、つみたて投資枠で年間120万円、成長投資枠で年間240万円、合計年間360万円まで非課税で投資できます。生涯投資枠は1,800万円です。まずはつみたて投資枠から始めるのが、投資初心者にはおすすめです。
②マネーブリッジ(楽天銀行連携)を設定する
楽天証券にログイン後、「マネーブリッジ」から楽天銀行との連携を設定します。楽天銀行の口座がない方は、この機会に開設することをおすすめします(楽天証券から申し込めます)。マネーブリッジを設定すると楽天銀行の普通預金金利が年0.38%に上がり、楽天銀行の残高が証券口座の買付余力として使えます。設定は5分もあれば完了します。口座開設直後に必ず設定してください。
③楽天カード積立を設定する
楽天証券の管理画面から「積立注文」→「クレジットカード決済」を選び、楽天カードを登録して積立設定を行います。
- 購入したいファンドを検索して選ぶ
- 積立金額を入力(毎月100円〜10万円)
- 「楽天カードクレジット決済」を選択する
- 引落日・申込日を確認して「確認する」を押す
設定は月1回行えばあとは自動で積立が続くので、忙しい共働き家庭でも手間なく続けられます。さらに、楽天キャッシュ(電子マネー)での積立も併用すると月5万円まで追加でポイント還元(0.5%)が受けられます。楽天カード積立と合わせると、月最大15万円分のポイント積立が可能です。
楽天証券で積み立てる、我が家のおすすめ銘柄
「結局どのファンドを買えばいいの?」という疑問にも答えます。楽天証券で積立するなら、以下の3銘柄から選べば間違いありません。
| 銘柄 | 投資対象 | 信託報酬 |
|---|---|---|
| eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 世界47か国の株式 | 年0.05775% |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 米国大型株500社 | 年0.08140% |
| 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド | 全世界株式 | 年0.0561% |
私が個人的におすすめするのは「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」か「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」です。世界中の株式に分散投資できるため、特定の国や企業に偏るリスクを最小化できます。どちらも信託報酬(運用コスト)が年0.06%前後と非常に低く、長期保有に向いています。
インデックス投資の基本的な考え方や始め方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

よくある質問
- Q. 楽天証券の口座開設に費用はかかりますか?
-
口座開設は完全無料です。口座維持費もかかりません。投資信託の購入・売却時の手数料も無料です(ファンドによっては信託財産留保額がかかる場合があります)。
- Q. 楽天銀行口座がなくても楽天証券に開設できますか?
-
楽天銀行がなくても楽天証券の口座は開設できます。ただし、マネーブリッジによる高金利メリットを得られないため、楽天証券と合わせて楽天銀行も開設することをおすすめします。
- Q. 他の証券会社のNISA口座から楽天証券へ変更できますか?
-
NISA口座は年単位で金融機関を変更できます。変更手続きは現在のNISA口座のある証券会社で行い、翌年から楽天証券でNISAを利用できます。既存の保有分はそのまま残ります(移管はできません)。
- Q. 子ども(未成年)でも口座開設できますか?
-
2026年度改正により、18歳未満でもNISA口座の開設が解禁される予定です(年60万円・生涯投資枠600万円)。子どもの資産形成を早めに始めたい場合は、制度開始後に楽天証券で開設を検討してみてください。
- Q. 楽天カードがなくてもNISA積立できますか?
-
楽天カードなしでも楽天証券でNISA積立は可能です。楽天銀行引き落としや楽天キャッシュでも積立できます。ただし、カード積立によるポイント還元を受けるには楽天カードが必要です。楽天カード自体は年会費無料で作れるので、合わせて検討してみてください。
まとめ
- 楽天経済圏ユーザーなら楽天証券が家計と投資をまとめられる最短ルート
- 楽天カード積立で月10万円まで0.5〜2.0%のポイント還元が受けられる
- マネーブリッジで楽天銀行の金利が年0.38%に上がる
- 口座開設はスマホで完結・最短翌営業日で使える
- 開設後は「NISA設定」「マネーブリッジ」「楽天カード積立」の3つを必ず設定する
- 銘柄選びはeMAXIS Slim オール・カントリーか楽天・オールカントリーが低コストでおすすめ
子育て家庭の資産形成は「続けられること」が最大のポイントです。楽天証券は、楽天カードや楽天銀行と組み合わせることで、家計の流れを整理しながら無理なく投資を続けられる仕組みが作れます。口座開設は無料で、すべてスマホで完結します。まずは口座だけ開設しておいて、積立設定は後からでも構いません。
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